2010-01-01から1年間の記事一覧

赤ちゃんの出生時の体重が、戦前よりも悪くなっている

<赤ちゃんの出生時の体重が、戦前よりも悪くなっている> 少子高齢化の元凶である出生率の低下は激しく、最近やや出生率が上昇したとはいえ、依然1.3付近と非常に低いレベルです。 更に、やっと生まれてくる赤ちゃんの出生体重も減少の一途をたどっており、…

寿命は、知能指数や学歴と関係する?

知能指数や学歴と関係する?> ”子どもの頃の知能指数や教育歴、或いは父親の学歴が、本人の寿命に影響するか”を調べた研究結果が報告されました。これは、スウェーデン・ストックホルム大学健康資産研究センターのA Lager氏らが、英国医学誌British Medical…

膵臓ガンに有効なハーブ

<膵臓ガンに有効なハーブ> すい臓がんは難治性の癌で、死亡率も非常に高い癌です。 早期発見が非常に困難な上に進行が早く、きわめて予後が悪いことから「癌の王様」と言われているほどです。その様に、医学関係者の間でも厄介ながんとされているすい臓が…

肥満は、お天気のせい?

<肥満は、お天気のせい?> 太陽の浴びることの少ない北欧の人は、(太陽に近づくためにか)身長が高いのでは、と思っていましたが、肥満にも関係しているそうです。今回、日照と体重の増加に関係があることが、学術誌「Bone」(2008, Sep. issue)に発表さ…

ビールの成分が、前立腺がんの予防に効果

<ビールの成分が、前立腺がんの予防に効果> 忘年会シーズンが近づいてきましたが、ビール党に朗報です。ビールに含まれている成分が、将来前立腺がんの治療に使われるようになるかもしれないという話題です。この成分は、ホップに含まれているフラボノイド…

早漏防止用スプレー

<早漏防止用スプレー> 早漏症の定義は、性行為の際に、挿入後の1分以内に射精が起こってしまう症状を言います。 米国では、18歳~59歳までの男性の1/3が早漏症で悩んでおり、その数は勃起不全障害(ED)の2倍に上るとされています。その原因としては、精神…

緑茶は、口腔がんの予防薬として有望

<緑茶は、口腔がんの予防薬として有望> 私は緑茶が好きで、毎日1リットルくらい飲んでいます。 さて、茶エキスが、口腔白板症のような前がん状態の人の、口腔がんの予防薬として有望であることが、報告されました。 うれしい報告ですので、お知らせします…

がんで、夫婦生活が破綻しないために

<がんで、夫婦生活が破綻しないために> 私の知り合いの奥さんが乳がんになったのですが、その後の旦那さんの愛情あふれる看病で、立派にがんから立ち直られた方を存じ上げています。 夫婦愛の強さを感じ入ったものです。ところが最近の論文に、"がんは結婚…

米国のコンドーム事情

<米国のコンドーム事情> コンドームは、男性でも店ではなかなか買いにくいものですね。 その点、オンライン・ショッピングは顔を合わせなくていいので気が楽です。 さて、米国のオンライン・コンドーム・ショッピングサイトをのぞいてみると、面白いコンド…

ダビンチの描いたモナリザは、高コレステロールの疾患で悩んでいた。

<ダビンチの描いたモナリザは、高コレステロールの疾患で悩んでいた。> レオナル・ド・ダビンチの「モナリザの微笑」は、本当に素晴しい絵だと思います。 なんともいえないあの微笑とそのまなざしは、見ている人に語りかけてきます。ところが、医学にも秀…

電磁波予防には、顔全体を覆うマスク!

<電磁波予防には、顔全体を覆うマスク!> 携帯電話などの電磁波が、脳にダメージを与える可能性があるといわれていますが、美容を気にする方にも大敵のようです。電磁波から美貌を守る、顔全体を覆うマスクが評判になっています。中国武漢市のある企業の従…

バイアグラは、高血圧の人の心臓を守る?

<バイアグラは、高血圧の人の心臓を守る?> ご存知のように、バイアグラは男性の勃起不全改善薬ですが、最近このバイアグラの持つ潜在能力が明らかになりつつあります。 今回更に、バイアグラの薬用成分であるシルデナフィルが、マウスの心筋の働きを助ける…

女性の鼻は体臭に敏感!

<女性の鼻は体臭に敏感!> 最近は、消臭を目的としたコロンやスプレーがよく使われるようになりました。 しかし、"女性の鼻は非常に鋭敏で、例え脇の下の消臭を行っていても無駄な事で、女性はちゃんと嗅ぎ分けている"、ということのようです。これは、モネ…

メラトニンは、自閉症の子供の睡眠を改善する

<メラトニンは、自閉症の子供の睡眠を改善する> 海外旅行の時差ボケ解消に、メラトニンが良く使われています。メラトニンは体内で自然に分泌されるホルモンで、トリプトファンといわれるアミノ酸から作られます。 このホルモンは身体の日周期リズムを調節…

ブレスレットは関節炎に効果なし

<ブレスレットは関節炎に効果なし>マグネットや金属が入ったブレスレットは、関節炎の痛みや筋肉のコリの緩和にはほとんど役立たないことが明らかになった、と言うニュースです。私の周りにも、このようなブレスレットしている人が一杯いますが、その人に…

がん患者さんの3/4が、睡眠障害の悩み

<がん患者さんの3/4が、睡眠障害の悩み> 不眠症や睡眠障害は、化学療法を受けているがん患者さんの3/4以上が悩んでいる症状で、この割合は一般的な健康な人の睡眠障害よりも3倍も高いことが明らかになりました。 特に、乳がんや肺がんを患っている若い患者…

音楽療法:モーツァルトが早産の子供の成長を助ける

<音楽療法:モーツァルトが早産の子供の成長を助ける> モーツアルトを果物や野菜に聞かせると、成長が早くなったり、甘みが増したりするそうです。 植物でそうですので、人間ならなおさらです。 モーツァルトのソナタを聴いた後には、知能検査の成績が良く…

攻撃性な気質は、愛する人のため

<攻撃性な気質は、愛する人のため> 最近、家庭などでのDVが問題となっています。 しかし、本来「攻撃性気質」は、愛する者を守ろうとする、重要な心理作用だそうです。これはVanderbilt大学の研究で明らかになったもので、攻撃性の性質が異性を守ることと…

唾液成分が、発毛・美肌効果

<唾液成分が、発毛・美肌効果> 唾液に含まれる成分が、発毛を促したり、肌を美しくする作用があることがわかりました。これは、名古屋市立大大学院の岡嶋研二教授らのグループが、2009年度日本農芸化学会で発表したものです。この研究者らは、トウガラシの…

睡眠不足は、男性よりも女性のほうが危険大

<睡眠不足は、男性よりも女性のほうが危険大。> 猛暑が続いていますが、あまりの暑さに夜は、よく眠れていないのでは? この暑さに耐えるためにも、睡眠時間は充分に取って下さい。 さて、睡眠不足だといろいろな問題が発生しますが、その影響は男性に比べ…

ビネガー(食用酢)で肥満を防止

<ビネガー(食用酢)で肥満防止> サラダドレッシング、鍋物でのポン酢、食卓では酢は必需品ですね。 ご存知のように、酢の本体は酢酸で、昔から健康によいと、いろいろな疾病に使用されてきました。 そして生化学的にも、血圧、血糖値及び脂肪などの代謝反応…

デトッス治療には、科学的根拠がない

<デトッス治療には、科学的根拠がない> 最近、身体の毒を排出するとして、"デトックス治療"が大流行のようです。 特にアンチエージングに有効とされています。 ところが、実際はその効果についての科学的な証拠は全くない、というニュースです。 慈善団体…

自閉症の子供が、世界中で増加!

<自閉症の子供が、世界中で増加!> 最近、社会性や意思疎通の能力の発達が遅れる、自閉症の子供の数が多くなってきています。 これは日本だけでなく、世界的な傾向なのですが、残念な事に信頼出来る国際的な統計は少なく、現段階では世界中で増加傾向にあ…

今、生まれてきた赤ちゃんの半数は、100歳まで生きる

<今、生まれてきた赤ちゃんの半数は、100歳まで生きる>7月26日、厚生労働省が2009年の簡易生命表の概況を発表しました。 それによりますと、日本人の平均寿命が男性79.59歳(前年比0.30歳増)、女性86.44歳(同0.39歳増)と、それぞれ4年連続で過去最高を…

携帯電話は、やっぱり脳腫瘍のリスクを高める?

<携帯電話は、やっぱり脳腫瘍のリスクを高める?> 以前から携帯電話は脳に悪影響を与えるとか、がんを発生させるとか、いろいろ云われています。今回、今まで報告されている多くの研究をまとめたレビューが報告されました。そしてその結論は、"携帯電話を…

更年期に体重を増やさないためには?

<更年期に体重を増やさないためには?> 世界の肥満関連研究者がバンコクに集まり、肥満における性差を討議する会議が行われました。 特に、女性の更年期における体重増加の要因と、如何にしてそれを防ぐかに論議が集中したそうです。 この会議の議長を務め…

早漏防止用スプレーの開発

<早漏防止用スプレーの開発> 男性の性生活に関する大きな障害として、早漏症があります。 これは、勃起障害(ED)とは異なり、性交後あまりに早くオルガスムスに到達してしまうもので、男性自身は勿論、パートナーの女性にも深い悩みを与えます。さて今回…

厄介者のエチゼンクラゲが、ヒザ関節炎に効く

<厄介者のエチゼンクラゲが、ヒザ関節炎に効く> いよいよ楽しい海のシーズンが近づいてきました。確かに海水浴は楽しいのですが、クラゲに刺されて嫌な思い出のある方も多いと思います。 そこで、嫌なクラゲもヒトの健康の役に立つと云う話題をお送りしま…

ビスフェノールAは、EDの原因に

<ビスフェノールAは、EDの原因に> ビスフェノールA(BPA)は、プラスチックの製造やエポキシ樹脂の原料として利用されています。 2004年の統計では、世界中で約320万トン/年、国内では約59万トン/年のビスフェノールAが生産されているそうです。最近は…

携帯電話ヒジ

<携帯電話ヒジ> 「携帯電話ヒジ」って聞いたことがありますか? 携帯電話をいつも使用している人が、シビレ、チクチク感や痛みがヒジの部分に発生するもので、肘部管症候群の一つです。以前、「ニンテンドー・おやゆび」症、「ギター手首」症といった腕や…