ダビンチの描いたモナリザは、高コレステロールの疾患で悩んでいた。

<ダビンチの描いたモナリザは、高コレステロールの疾患で悩んでいた。>


レオナル・ド・ダビンチの「モナリザの微笑」は、本当に素晴しい絵だと思います。
なんともいえないあの微笑とそのまなざしは、見ている人に語りかけてきます。

ところが、医学にも秀でたダビンチの絵は、更に多くのことを語りかけているようです。

専門医がモナリザの絵を見ると、モナリザの皮膚の下には脂肪酸が溜まっていて、高コレステロール血症であることが分かるそうです。

これは、イタリアPalermo大学のVito Franco博士が、イタリアのフィレンツェで開かれた医学会で発表したものです(2010年1月)。

そして更に、モナリザの右目には良性脂肪腫瘍である、脂肪腫が観察されると指摘しています。

また、モナリザ以外の絵からも、様々な疾病が観察されるそうです。
例えば、ボッティチェッリ(Sandro Botticelli)が描いた指の長い少年は、遺伝的な関節障害であるマルファン症候群だそうです。
更に、アテナイの学堂に描かれたミケランジェロの自画像は、膝がはれ上がっており、これは尿酸値が高く、腎結石を持つことを示しているとされています。


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