自閉症の子供が、世界中で増加!

自閉症の子供が、世界中で増加!>


最近、社会性や意思疎通の能力の発達が遅れる、自閉症の子供の数が多くなってきています。
これは日本だけでなく、世界的な傾向なのですが、残念な事に信頼出来る国際的な統計は少なく、現段階では世界中で増加傾向にあるとしか云えないのが実情です。

日本では1000人に1〜2人の割合で生じているといわれているのですが、今回、米国疾病対策センターCDC)は、米国の子供の110人に1人が「自閉症スペクトラム障害」(ASD)を持つとの発表をおこないました(2009年12月)。

CDCが、全米11州で30万人以上の、8歳児について病院や学校の2006年の記録を調査したところ、その0・9%に当たる2700人以上が、自閉症アスペルガー症候群などASDに該当することが明らかになりました。

この値は、2007年発表の推定値「150人に1人」(0・66%)から大幅に増加していることを示しており、公衆衛生上の緊急の問題と警告されています。

自閉症などの人は、先天的な脳機能の障害で他人とうまくコミュニケーションがとれないという症状が起こりますが、今のところ原因は不明です。

一刻も早く自閉症の原因が分かり、その治療法が確立される事を祈らずにはおられません。


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