新型コロナウイルスの流行は、後2-3年経たないと収まらない?

新型コロナウイルスの流行は、後2-3年経たないと収まらない?>

 

専門家によると、1年程度では収束しないだろうと考えられるそうです。

という事は、2021年夏に延期された東京オリンピックパラリンピックもどうなることやら・・・。

昭和大学の二木芳人客員教授によると、国民の6割から9割が感染して抗体を有する「社会的免疫」が成立するまで、あと2~3年は感染の完全収束はないだろうとの事です。

そして、非常事態宣言による自主規制も、免疫成立までの患者数の増加スピードを抑えて、医療組織を破綻させないための対策でしかないのだそうです。

同様の意見は他の専門家も述べており、神奈川県警友会けいゆう病院の菅谷憲夫医師も、「今から1年でこの感染症が姿を消すことは、感染力や患者数から考えてもないだろう」と、厳しい見方を示しておられます。

ただ、日本のような温帯地域では、インフルエンザのように気温が上がると活動が低下するウイルスであれば、今年の4月下旬ごろから少しずつ感染拡大のペースが落ちて8月までには拡大の勢いが目立って落ち着くかも知れないとの事です。

ただし、季節が逆になる南半球での流行が続けば、世界的には交互に流行が継続していくことも考えられます。

特に、公衆衛生組織の弱体なサハラ以南のアフリカや中南米中央アジア諸国では数年間は潜伏する形での流行が続く可能性が高い事が危惧されます。

 

あまり悲観的な事ばかりを考えてもしょうがないのですが、当面は私たちが出来るソーシャルディスタンスを徹底していくより仕方がないですね。

早く、治療法やワクチンが出来る事を祈って・・・。