強すぎる運動はダメ。適度な運動の目安は心拍数で

<強すぎる運動はダメ。適度な運動の目安は心拍数で。>

 

令和最初の話題です。

年齢・体力・性別・運動経験・健康状態など、人によって適切な運動はそれぞれ違います。  

そのための運動の強さをチェックできる一番簡単な方法は心拍数(脈拍)です。

最近の血圧計は、最高・最低血圧と共に心拍数も測れますので、先ずは平時の心拍数を把握なさって下さい。

そして特に運動習慣がない人では、次の計算式で計算し、その心拍数になるような強さの運動をすればよいそうです。  運動強度(1分間心拍数)=「(220-年齢)×目標とする強度」 とします。

ちなみに、目標とする強度としては、健康の維持や増進:0.5~0.6、体重減量や筋力の維持増強:0.6~0.7、筋力体力の増強:0.8~ となります。

例えば60歳の方が健康維持を目的に行う運動強度は、(220-60)×0.5~0.6=80~96回/分となります。

この範囲の中で運動を行うことが健康維持のための運動強度の目安で、これより心拍数が上がると体重減量、筋力の維持レベル、これを下回ると健康維持レベルには達しない程度の運動強度ということになります。

ところで、今まであまり運動習慣のない人が運動を始める場合、最初のうちはケガを防ぐという意味でも、強度、時間、頻度をある程度抑え、毎日行うということにはこだわらないほうが良さそうです。

最初は、運動が終わったら心地よい疲労感を得られるような事から始め、慣れてきたら少しずつ増やしていくとよいでしょう。

なんたって、継続が一番です。

是非、運動習慣を身につけて、健康的な令和の時代をお過し下さい。