A型の人の方が、O型に比べて新型コロナウイルス感染は重症化しやすい?!
<A型の人の方が、O型に比べて新型コロナウイルス感染は重症化しやすい?!>
ひょっとすると、それほど信頼しなくても良い内容なのかもしれませんが、気になるニュースです。
新型コロナウイルス感染症に、血液型が影響を及ぼす可能性があるとする研究が報告されました。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が伝えたもので、武漢大学中南病院証拠基盤仲介医学センターの研究チームが、論文公開サーバーの「medRxiv」に今月11日に登録した内容です。
研究では、武漢と深センで新型コロナ陽性判定を受けた患者2000人以上の血液型と感染パターンを分析しました。
武漢地域で新型コロナで死亡した206人の血液型を調査した結果、A型は85人、O型52人で、A型死亡者数がO型死亡者より63%多い事が分かりました。
この結果から、A型の人の方が相対的に新型コロナウイルスに感染・重症化し易く、O型の人ではそのリスクが比較的少ないとしています。
そして研究チームを率いる王行環博士によると、「血液型がA型の人々は感染の可能性を減らすために特に強化された措置を取る必要があり、より一層注意深い監視と積極的な治療を受けなければならない場合もある」と注意しています。
ただし、研究チームは今回の結果は予備的研究での結果であり、今後更なる追加研究が必要としています。 今回の論文には、新型コロナ感染脆弱性で血液型がどのような役割を果たすのかについては具体的に明らかにされていないようです。
しかし、血液型は赤血球表面の抗原によって決定され、免疫反応も関与していますので、血液型の違いが新型コロナ感染においても何らかの違いを生じている可能性もあり、全くでたらめな話でもなさそうとの事です。
気になるところですね。