奇跡? 車にはねられ、視力回復!
<奇跡? 車にはねられ、視力回復!>
TVや新聞は新型コロナウイルスの話ばかりですので、気分を変えるため、異なる話題です。
以前に比べて交通事故数は減っているようですが、それでも車にはねられるのは避けたいですね。
ところが、視覚障がいの男性が車にはねられたことをきっかけに、奇跡的に視力を回復して話題になっています。
これはポーランドの地元テレビ局Gorzowianinが伝えたもので、この男性は西部ゴジュフ・ヴィエルコポルスキに住むヤヌシュ・ゴライさんといわれる方です。
この男性は20年ほど前の14歳の時に激しいアレルギー反応が原因で右目の視力を完全に失い、左目はかろうじて明暗を判別できる程度になってしまいました。
ところが、2018年のある日、奇跡が起きたのだそうです。
横断歩道を渡っていたヤヌシュさんは、走ってきた車にはねられ、頭を車のボンネットで強打し、さらに大腿骨を骨折して2週間ほど入院しました。
ところが、入院中のある朝、目を覚ましたヤヌシュさんは衝撃を受けました。
左目で物が見え、その後も左の視力は回復し続け、ほぼ完ぺきな状態に回復したそうです。
回復の原因は謎なのですが、手術の際に使用された大量の抗凝血剤が関係しているのではないかとの事です。
このニュースは当初はあまり話題にならなかったのですが、2020年1月になって全国メディアで改めて取り上げられ、それが英語などに翻訳され、世界中の注目を集めているそうです。
ルルドの奇跡のようなお話ですが、何はともあれ、よかったですね。