離婚すると、早死リスクが50%上昇!

<離婚すると、早死リスクが50%上昇!>

 

最近、日本でも離婚する人が増えています。

尤も、離婚大国アメリカや欧米にはかなわないでしょうが・・・。

ちなみに、アメリカでは最大50%、英国では42%が離婚するそうです。

ところで、離婚を経験した人は早死にするリスクが非常に高くなることが報告されています。

これは、アリゾナ州ツーソンのアリゾナ大学のカイル・ブーラサ教授が、行動医学専門誌「ジャーナル・アヌルズ・オブ・ビヘイビオラル・メディシン」に発表した内容です。

調査では、イギリスに住む50歳以上の5786人を対象に10年に渡って、生活満足度、運動レベル、喫煙状況、肺機能を観察しました。

このうち926人は離婚か別居をし再婚もしなかったとの事ですが、それ以外の人は結婚生活を続けており、この2つの集団を比較して「早死にリスク」の数値を導き出しました。

その結果、離婚して住まいを別にした人では、寿命が縮まり、早死にするリスクが47%も高まっていることが分かりました。

そしてその原因としては、それまで当たり前だった夫や妻からの言葉はなくなるためで、「配偶者の小言」がカギを握っていると結論付けています。

即ち、パートナーの小言を聞くことは悪い事ばかりではなく、例えば喫煙を非難される場合は、健康を想ってタバコを辞めさせようとしたためなのかも知れず、健康的な生活習慣を根付かせるポイントとなっている可能性があるそうです。

ということですので、配偶者の小言も時にはありがたく思わねばなりませんね・・・。