台風などの災害時には必須ですが、スマホをやめると学力が急上昇するそうです

<台風などの災害時には必須ですが、スマホをやめると学力が急上昇するそうです>

 

皆様、12日の台風19号は、無事にお過ごしになられましたでしょうか?

当方は、台風の経路にあたっていたのですが、進路の西側だったためか、比較的被害が少なかったようです。また、同じく台風の経路沿いに住んでいる子供たちに、携帯電話したのですが、問題なく繋がり安心できました。

 

さて、10年ほど前までは、携帯電話といえば今云う“ガラケ”だったのですが、今ではスッカリ“スマホ”に取って代わられましたね。

私達シニア層でもスマホの人が多数を占めるようになりましたが、青少年では当たり前で、内閣府の調査では、2017年に全国の小学生の約30%、中学生の約58%、高校生の約96%がスマホを利用していると言われています。

ところが、東北大学加齢医学研究所川島隆太所長によると、スマホが子どもたちの学力を破壊し、「スマホをやめるだけで子どもたちの偏差値が10上がる」と訴えられています。

この結果は、東北大が仙台市教育委員会と共同で行なった「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト」の調査によるもので、家庭での勉強時間が同じであっても、携帯・スマホを使用する時間の長い生徒ほど成績が下がる事が明らかになりました。

このプロジェクトは、子ども達の学習意欲をどのようにしたら向上させることができるのかを脳科学認知科学、心理学の側面から明らかにすることが狙いで、2010年から継続して調査しているものだそうです。

そのなかで、仙台市立中学に通う2万2390人を対象に数学の試験結果と平日の家庭での学習時間の長さ、平日の携帯電話やスマートフォンの使用時間の関係を調べたところ、先程の「スマホをやめるだけで子どもたちの偏差値が10上がる」事が示されたとの事です。

 学力向上を目指す若い人はもちろん、我々シニア層も、スマホの利用には注意が必要のようです。

もちろん、災害時には必須アイテムとなりますが・・・・。