子どもの耳の疾患が過去最多に!

<子どもの耳の疾患が過去最多に!>

 子供たちの長い夏休みも終わり、静けさを取り戻したご家庭も多いかと思います。
 さて、学校の健康診断で、耳に疾患がみられる子どもの割合が増加し、昨年度は小中高校で過去最多となったことが、文部科学省の調査でわかりました。

 調査は、全国の5歳から17歳の子どもおよそ340万人を対象に行われたもので、耳に疾患がみられた割合が小中高校で過去最多となっていました。

 日本耳鼻咽喉科学会によると、近年、耳あかが詰まる「耳垢栓塞(じこうせんそく)」が増えているということで、「必要以上に耳掃除をすると、かえって耳あかを奥に押し込むことになり、炎症を起こすこともある」そうで、そのような場合には専門委に相談するよう呼びかけています。
 
 私が子供の頃には、耳あかの掃除をしないために耳あかがたまってしまい、耳が聞こえなくなったという子供が多くいましたが、現代は耳掃除のしすぎが原因との事で、やや驚きです。