不快な食べ物博物館が開催

<不快な食べ物博物館が開催>

 暑い暑いと言っているうちに、はや立冬も過ぎてしまいました。
 ご近所の庭に植えてある、柚子の香りも一段と強くなっています。

 さてそこで、強烈な臭いを発するなどの「不快な食べ物」ばかりを世界中から集めた博物館が、スウェーデンにて期間限定でオープンするという話題です。
 その博物館の名前は、そのまま「不快な食べ物博物館」だそうで、南部の都市マルメで10月末から来年1月までの期間限定で、約80点が展示されるとの事です。
 展示される食べ物は、強烈な腐臭で世界的に有名なスウェーデン名産の塩漬けニシン「シュールストレミング」や、悪臭も使用済み靴下に例えられ、一部の国では公共交通機関への持ち込みが禁じられる東南アジアの「果物の王様」ドリアンなど多種多彩です。 
 そのほか、アイスランドの珍味として知られる発酵したサメ肉「ハカール」、イタリアのうじ虫入りチーズ「カース・マルツゥ」、ネズミの赤ちゃんを漬け込んだ中国のお酒「鼠仔酒(ソシシュ)」、雄牛の性器なども陳列される予定との事です。
 ところで、伊豆諸島で400年以前から伝わる「くさや」や琵琶湖の「鮒寿司」、金沢の「いしる醤油」などもは展示されるか気になります。
 いずれの食べ物も食べてしまえば美味しいものですので、においだけでなく、世界の人に味わってほしいのですが・・・。
 スウェーデンの後で良いので、是非日本でも開催してほしいですね。