もぐもぐタイムが大切な訳

もぐもぐタイムが大切な訳>

 平昌五輪で初のメダルを獲得したカーリング女子日本代表の、フルーツなどを食べながら作戦を話し合う「もぐもぐタイム」が話題になりました。
 彼女たちが食べたのはイチゴやチーズケーキでしたが、実は運動後にはすぐに食べ物を口にすることがとても大事だそうです。

 運動して筋力を使った場合には、筋肉に微細な損傷が生じているのですが、こうした傷の修復を促すためにはタンパク質が必要となっています。
 特に、鶏肉、魚、赤身の牛肉、卵を食べるのがおすすめで、女性ならタンパク質50グラム、男性なら200グラムを摂ると良いようです。
 また運動中の発汗により、水分だけでなく電解質も失われますので、ミネラルの入った水分をすぐに補給しないと脱水症状に陥ってしまう可能性もあるとのことです。

 さらに体力だけでなく、精神的にも影響が出ます。脳の働きに不可欠な血糖値も下がり、注意力にも悪影響をもたらしますので、血糖値を一定に保つためにも「もぐもぐタイム」は大切です。