生活保護を受ける人にメタボ多い

生活保護を受ける人にメタボ多い>

 今日は、朝から雪です。
 沿岸低気圧のせいだとかで、これから西日本の平野部でも雪が積もりそうです。

 さて、生活保護を受けている男性では、3人に1人がメタボリックシンドローム内臓脂肪症候群)で、喫煙者も4割以上いることが厚生労働省の調査で分かりました。
 メタボも喫煙も生活保護を受けていない男性より割合が高いそうで、受給者は健康への関心が低く、食事が安くて高カロリーのジャンクフードなどに偏っているのが原因とみられるそうです。

 調査では、2014年度にメタボ健診を受けた40歳以上の生活保護受給者約10万8千人の診断結果を分析したところ、メタボと診断されたのは男性が32.7、女性が17.5%でした。受給していない男性(21.0%)より10ポイント以上高く、女性も3倍近かいことが分かりました。

 内訳をみると、60代後半の男性が34.6%(非受給者は27.4%)、70代前半の男性が33.3%(同26.9%)と割合が高く、喫煙率も受給男性は43.0%(同33.7%)で、とくに50代では51.9%と多かったそうです。

 生活保護費のうち約半分は医療扶助が占めていますので、厚労省は医療費を減らすために今年度中に受給者の生活習慣病対策をまとめる方針との事です。