心疾患の3分の1は、ジャンクフードが原因。

<心疾患の3分の1は、ジャンクフードが原因。>

 ポテトチップ、スナック菓子、カップ麺など、ジャンクフード好きの人に警告です。
 世界の心疾患の35%は、揚げ物や塩分の多いスナック菓子、肉といった食品が原因となっている可能性があることがわかりました。

 カナダ・オンタリオ州のマクマスター大のサリム・ユースフ博士のチームが、医学専門誌Circulation (2008, October issue)に発表したものです。 
 
 研究は、1999年2月〜2003年3月調べたもので、初めての心臓発作を起こしたばかりの患者5700人を含む52カ国1万6000人を対象にしたものです。
 これらの人々に、血液検査とともに、食生活に関するアンケート調査を実施しました。
 その結果、肉や卵を基本とした西欧食やジャンクフードを多く摂取していたグループでは心臓発作を起こしやすく、逆に果物や野菜を多く摂った人々は心臓発作のリスクが低くなっていることが確認できました。
 含まれている油や脂肪、塩分が多いことが問題のようです。

 なお、このチームによると、「本来、豆腐を多く摂る食事は健康によいが、醤油をかけすぎたりすると、ナトリウム分を多く摂ることになるので、心疾患予防という観点からは、注意が必要」としています。

 さて、皆様、私もジャンクフードは好きですが、確かに食べた後に喉の渇きを覚えますので、確かに健康にはよくないと実感しています。
尤もそのために、ビールがおいしくなるのかもしれませんが・・・。

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