証券取引で大儲けできるかは、担当者のテストステロン値で決まる

<証券取引で大儲けできるかは、担当者のテストステロン値で決まる。>


最近の銀行利子の低いことといったら、お話になりません。とくにお金をたくさん持っている人はやきもきしていると思います。
そのせいで、最近は株などの売買に興味をもつ人が増えており、実際、証券会社の人との付き合いが多くなっているのではないでしょうか?

ところが、証券取引の成績(お金儲け高)は、証券取引所の担当者のホルモン値に依存するという報告がありました。

英国の研究によると、朝男性ホルモンの分泌が多い取引担当者は稼ぎ高も大きいとのことですので、お知らせします。

これは、Judgeビジネススクール及びケンブリッジ大学心理学部で研究をしているJohn Coates氏が、米国科学アカデミー誌the Proceedings of the National Academy of Sciences.(2008, April 22-25, 2008)に報告したものです。

研究では、ウォールストリートのドイツ銀行のロンドン証券取引担当者17名に参加してもらいました。
なお、13名は主にヨーロッパの固定収入を取り扱う人、4名はDax(ドイツ株価指数先物)やEurostox(ヨーロッパ株式)の担当者だそうです。
年齢は18-38歳で、年収は24,000ドル〜1,000万ドル以上で、毎回20万ドル〜10億ドルの取引を行っている人も含まれています。

これらの人から、8日間連続で1日11時及び4時の2回唾液を採取し、テストステロン値とコーチゾル値を測定しました。
同時に、その日の取引の成績や売買額も同時に調べたのだそうです。

その結果、担当者のテストステロン値が高い場合は収益率も高く、一方コーチゾル値が高い場合には逆に収益率が低く、不確定要素が多くなっていたという
ことです。

以前マイアミMiller医科大学のJulio Licinio博士が、「テストステロン値が高ければ高い程、より積極性が高まる」と報告しており、また運動競技では分泌が多い人程勝率が高いと云われています。
一方、コーチゾルは、ストレスの際や不安な状態に多く分泌されるものです。

これらの結果から、男性ホルモンのテストステロン値が高い証券取引担当者は、より大胆な売買を行うためにその日の稼ぎ高も高く、逆にコーチゾルの分泌が多い担当者はより慎重に取引したためと考えられるそうです。


証券取引を考えられている方は、前もって取引担当者のホルモン分泌量を調べておいた方がよいかもしれません。

その担当者のホルモンレベルが、世界経済に影響を与える可能性もありますしね。


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