子作りの最適な時期は？ 次の子までの間隔はどのくらいがベスト？

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＜子作りの最適な時期は？　次の子までの間隔はどのくらいがベスト？＞　

最近の少子化の影響か、出産についての話題をあまり聞かなくなってきました。
しかし、結婚年齢が高くなってきた昨今、「第一子は何時？　二番目の子は？」
などは、やはり気になります。

さて、この問題と取り組んだ研究が報告されましたので、お知らせします。

これは、ワシントン大学Emily DeFranco博士が1989〜1997年の間に出産した
156,000人の女性について調べたもので、全米産婦人科学会誌のAmerican Journal
of Obstetrics and Gynecology(2008, April)に報告したものです。

その結果によると、
?第1子から第2子までの間隔が6ヶ月以下だと、未熟児出産（35週以下）率の
リスクが41%増加。　
?6〜12ヶ月の間隔だと、そのリスクは14%増加。
?12-18ヶ月だと、そのような重大なリスクの増加は見られない。
ということです。

従って、第二子の出産までは少なくとも12ヶ月は間隔を置いた方がよいとのこ
とで、特に未熟児出産を経験した母親は特に注意した方がよいとされています。
そしてその理由として、期間が短すぎると、十分な栄養を母体や胎児が獲得で
きないことが原因ではないかと考えられています。

またこの報告とは別に、2006年に22の研究データを再解析した報告（Journal
of the American Medical Association）でも同様の結果が得られています。

この報告では、更にその間隔が長すぎると再びそのリスクが高まり、59ヶ月
以上期間が空くと、未熟児出産率が再び20-43％増加するそうです。

その理由としては、出産年齢が高まるため、母体に及ぼす影響や遺伝的な問題
が出やすいことが考えられるようです。

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