米国では、婚前セックスはごく普通!
● 米国では、婚前セックスはごく普通!
以前の我国では、婚前セックスはタブーとされてきました。
いくら愛し合う者同士でも婚前交渉は不可だったのです。今では婚前交渉と
いう表現は死語になってしまいましたが・・・。
さて、自由の国を標榜するアメリカでは、44歳までの人で、結婚前にセック
スする割合は米国人の95%に上る事が分かりました。
この傾向は、最近始まったものではなく、自由主義が確立したこの50年間の
男女間の当然の行為になっているようです。
これは、Guttmacher研究所のLawrence Finer氏が、公衆衛生報告誌Public
Health Reports(2007; vol 122: pp 73-78)に報告したものです。
性生活含むモラルの動向を調査したところ、米国人のほとんどが、結婚する
前にパートナーとセックス経験があることが明らかになりました。
そして、この婚前セックスは当たり前という風潮は、第二次大戦後のこの50
年以上に渡って保たれているようです。
その内容を見ますと、米国人は20歳までに75%が婚前セックスを経験しており、
44歳まででは95%になっていました。
また、20歳になるまでセックスを控えるような教育を受けた人でも、そのう
ちの81%が44歳までに婚前経験をすることがあきらかになりました。
その結果によると、2002年度の調査では
1) 20歳までに、77%の男女がセックスを経験しており、その内の75%は婚前交渉
だった。
2) 44歳までには、95%の男女が経験し、97%が婚前交渉。
3) 少なくとも20歳まではセックスを控えていた人でも、44歳までには81%が婚前
交渉を行っていた。
このように、米国では今では婚前交渉は当たり前となっており、この風潮は1940
年代以来ズーット続いているものだということです。
ちなみに、30歳までの女性で婚前交渉を経験している率は、1954 年〜1963年
までは82%で、1964年〜1993年の15年間には91%にまで増加していました。
また、1954 年〜1963年の間では、44歳までに婚前交渉を経験した女性は10人
中9人だったそうです。
研究者によると、アメリカ人の婚前交渉に関する考えは1950年以来大きな変化
はなく、その一方で結婚する年齢が高まっているのが現状です。
即ち、以前に比べ、結婚せずにセックスする期間が増えているとしています。
また、安全な性行為の知識を、早くから教育することが重要であると結論され
ています。
日本ではこのような調査はあまりされていませんが、米国を追従する我国でも
同様の傾向が続いているものと思われます。
いいのか悪いのか
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