大豆イソフラボン:サプリメントからの摂取は、ホドホドに!!
● 大豆イソフラボン:サプリメントからの摂取は、ホドホドに!!
大豆食は健康に良いと信じられています。勿論、これはウソではありませ
ん。
そして、大豆に含まれているイソフラボンには、女性ホルモンと類似の作
用があるため、更年期障害の緩和や乳がん、骨粗しょう症の予防効果がある
といわれています。
その一方でこの女性ホルモン効果が逆に作用し、乳がん発症や再発のリス
クを高めるのではないかという議論もあります。
勿論、大豆を豆腐などの食品から摂るのは全く問題ないのですが、サプリ
メントから摂る場合は簡単に、大量のイソフラボンを摂取することになりま
すので、問題が生じる可能性は否定できません。
今回、食品安全委員会食品専門調査会(上野川修一座長)は、“大豆イソ
フラボンを食事以外から摂取する場合は、1日30ミリg程度”との発表を
行いましたので、そのニュースです。
大豆イソフラボンの食べ物からの摂取量が平均的な、閉経前の日本人女性
21人について調べたところ、更に大豆イソフラボンを1日約57ミリグラ
ム追加で摂取した場合は、血中の女性ホルモン濃度が約3割低下した、とい
う研究結果が出ました。
そこで調査会は、特保として上乗せ摂取する場合の安全な上限値を、57
ミリグラムの約半分の約30ミリグラムと設定したものです。
ちょっとその根拠には疑問もありますが、「(一般の)大豆食品の安全性
を問題にしているわけではなく、特保として上乗せ摂取する場合の評価」と
強調しており、理解できます。
サプリメントの錠剤などには、クスリと同じ様に精製された化学製品が大
量に含まれています。
健康食のサプリだからといって、取り過ぎに注意をなさってください。
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<心に効く、言葉のサプリメント>
「健康には自由がある。健康は全ての自由で第一のものである。」
(アミエル)
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