深層水で、血圧や骨密度を改善

● 深層水で、血圧や骨密度を改善

　深層水の効果については、かなり懐疑的に見ている方も多いと思います。
　ところが、今回、大学の学長が深層水の有用性を明言したという話題です。

　これは高知大学の相良祐輔学長が記者会見の場で明らかにしたもので、同大
学医学部の研究により、深層水の有用性が分かったというものです。

　研究では、高知県内の介護老人保健施設３施設の入居者92人を対象として、
深層水の効果を６カ月にわたって試験したところ、その効果が確認できたそう
です。

　今回の研究対象となった水は、室戸海洋深層水をもとにした飲料水「海の深
層水・天海（あまみ）の水」（赤穂化成が販売）だそうです。
　この深層水を毎日1.5Ｌから2.5Ｌ程度飲用すると、末梢血管や腸管の血流が
改善することが分かりました。
　さらに、奈良県立医科大学で実施された１年にわたる飲用試験では、血圧や
骨密度も改善したということです。

　これとは別に昨年８月には、鹿児島の温泉水にがん抑制効果があることを、
鹿児島大学が報告しています。
　このときの研究は、試験管内での癌細胞の増殖やマウスでの実験結果でした
が、今回の高知大学の研究は、実際に人を対象としたものである点に注目され
ます。

　ところで、免疫機能の向上や活性酸素の消去効果があるという”水”に、ア
ルカリイオン水や酸性イオン水、更にマイナスイオン水と呼ばれるものが、数
多くあります。
　また、病気を治す「奇跡の水」として知られるものに、国内では大分県の天
領水や、海外ではフランスのルルドの聖なる泉、ドイツのノルデナウの水、メ
キシコのトラコテの井戸水、などいろいろ話題に上っています。

　このような水は、腰痛・糖尿病・アレルギー・ぜん息・アトピー・高血圧・
ウイルス感染症・癌など、あらゆる病気を改善すると言われています。

　しかしその一方で、この結果を疑問視する人も大勢います。薬効を判断する
際の”プラセボ効果”と云われるもので、その効果を信じるだけで、実際に効
くようになるからです。

　従って、今後も慎重に研究を進めて、その信憑性を明らかにしていただきた
いと思います。そして、有効性を証明され場合には、同様に薬効のある水を大
量に作り出し、どこでも飲めるものになるようにと期待しています。

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＜心に効く、言葉のサプリメント＞

　「知識は頭のゴミである。
　　見たり、聞いたり、試したり、で得たものは生きている。
　　本で読んだ知識は死んでいる。
　　死んだ知識は、人を迷わすだけで有害でさえある。
　　そのことに気づいた人が、強い人である」
　　　　　　　　（伊吹卓「いい人で終わる人・くそ力が出せる人」より）

　確かに、本で読んだ生半可な知識ではなく、自分の経験を基にした、生きた
知恵で物事を判断すべきです。そういえば、”書を捨て、街に出よう”という
キャッチ・フレーズがありましたね。

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