新しい制服が体調不良の原因に?

<新しい制服が体調不良の原因に?>

楽しかったゴールデンウィークもとうとう終わってしまいました。
今日はリハビリの日にしようと考えておられる方も多いと思いますが、そうはいかない人は大変ですね。

さて今日は、学校や会社などで新しい制服やユニホームを着る際、アレルギーにも気をつけねばならないという話題です。
アメリカン航空(AA)は昨年9月、30年ぶりに制服を刷新し、7万人を超える従業員に新たなユニフォームを支給したのですが、それ以来体調不良を訴える従業員が相次いでいるそうです。
不調を報告したパイロットは100人、客室乗務員は3000人を超えているとのことで、症状としては、発疹、かゆみ、目の腫れ、気分の悪さなどがうったえられ、中には出勤できないほど症状が重い人もいるようです。
衣服に含まれるアレルギー症状を起こす物質には、合成繊維やデニム生地、ラテックスなど生地そのもの場合や衣類に使用される化学物質が原因となる可能性もあります。
しわ防止のために使われるホルムアルデヒドや洗剤や柔軟剤などに含まれる化学物質もアレルゲンになりますし、ちりや埃、ダニなどの生物も原因となる場合が考えられます。
さらに、ボタンやバックル、ジッパーなどの金属やプラスチックにもアレルギー反応を引き起こす物質が使われている可能性もあります。

という事ですので、衣服がアレルギーの原因と考えられるならば、まず服を着るのをやめること、そしてアレルギー検査を受けることが大切です。

新しい制服を着るのは嬉しい事だとは思いますが、ご注意を!