臨死体験の研究がスタート

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 真夏にぴったりの臨死体験に関する話題です。
臨死体験の研究と言うと、立花隆さんが有名ですね。
 死に面して、体から精神が遊離していく現象だとか、単なる精神的な錯乱現象で現実にはありえないなど、未だに謎の多い世界です。

 さて、この臨死体験研究といえば英国が本場ですが、25の英国及び米国の有名病院の医師等が参加して、心停止した患者さんの臨死体に関する大規模調査を行う予定が発表されました。

 サウサンプトン大学のSam Parnia博士らが主体になって行われるもので、今後3年間にわたって、心停止や脳死を経験した1500名の臨死体験例について調べるのだそうです。

 死に面したとき、多くの人はトンネルの向こうに明るい光を見たとか、またある人は天井から医療スタッフが自分の最後を見守っている様子を見下ろしていた、と述べています。

 そこでこの研究では、病院の蘇生医療室内に特殊な棚を設置し、その棚には天井からしか見えないような絵を掛ける予定ということです。
 これにより、臨死体験した人が、上からしか見られないような絵のイメージを正確に記述できるかを調べるのだそうです。
 そして、もし臨死体験者が、このイメージを正確に述べることが出来れば、"体から離れた意識の存在が証明できる"としています。


 研究はこれからと言うことですが、早く結果を知りたいですね。
 もしこれが本当だったら、人生観や宗教観も変わりますよ。


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