コンピュータのキーボードは、トイレの便器よりも不潔 (第二報)

<コンピュータのキーボードは、トイレの便器よりも不潔 (第二報)>


コンピュータのキーボードには、トイレ便座よりもより沢山の病原菌がいることが、最近の研究で明らかになりました。
キーボードには、一般に推奨されている限度の数の実に150倍、便座の5倍ものバクテリアがいるそうです。

これは、ロンドンにある消費者団体が今年1月に自分たちの事務所の備品について調べたもので、ロンドン医科大学微生物学者のPeter Wilson博士がBBCのラジオ番組で明らかにしたものです。

それによりますと、調べた33個のコンピューター・キーボードのうち4個からは、細菌数の限度値の150倍、便座の5倍ものバクテリアが検出されたということです。
これらのバクテリアには、食中毒を起こす大腸菌黄色ブドウ球菌などが含まれていたようです。

キーボードが特に汚い理由として、コンピューターの前で食事をしたりするために栄養分が豊富となっており、室内温度も適当で、バクテリアの生育に良い環境となっているということです。

そして、このような状況を防ぐには、キーボードにホコリや食べ物カスが付着しないようにしておき、また時々アルコール入りのティシュなどでキーボードを拭いたりすることが有効とされています。
トイレの後には石けんでよく手を洗うことは、当然として・・・。

ちなみに、昨年、アリゾナ大学の研究者らも、オフィスのコンピューターのキーボードにはトイレ便座の400倍のバクテリアが生息していることを報告しています。

そして、特に女性のコンピューターが不潔で、他の場所よりも3-4倍も多くバクテリアがいると警告されていました。
さて皆様のコンピューターは如何?


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 今日の話題は如何でしたか?

 ・既刊号は、ホームページ「http://www.drhase.info/」をご覧下さい。

 ・メールマガジンをお届けしています。ご希望の方は上記ホームページより登録なさってください。

 ・また、情報交換の場として、「http://d.hatena.ne.jp/Drhase/」のコメントコーナーもご覧下さい。