お茶とコーヒー、どちらも腎臓癌のリスクを下げる

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<お茶とコーヒー、どちらも腎臓癌のリスクを下げる>


 日本人の我々はお茶、西洋人はコーヒー、両方とも健康によいようです。
 以前から、緑茶やコーヒーには抗酸化物質が含まれているため、たくさん飲む人は癌になりにく
いといわれていました。

 今回、50万人もの人を対象とした調査でも、お茶やコーヒー愛好家には腎臓癌になる人が少ない
ことが確認されたという話題です。

 これはハーバード大学医学部Dr. Jung Eun Leeらが、癌専門誌International Journal of Cancer
(November 15, 2007)に報告したものです。

 研究は、以前行われた530,469名の女性と、244,483名の男性を含む13研究を見直したもので、コ
ーヒーやお茶が腎臓がんを予防することが確認されたということです。

 それによりますと、コーヒーを1日3杯以上飲む人は、1杯以下の人に比べて腎臓癌になる頻度
が16%低いことがわかりました。
 また、1日8オンス(約250cc)のお茶を飲む人も、腎臓癌のリスクが15%低いことが明らかになり
ました。
 その一方で、牛乳、ソーダ水などにはそのような効果は認められなかったそうです。

 さてその理由ですが、コーヒやお茶には、血糖値を下げるインシュリン感受性を高める効果があ
ることが分かっています。
 また、抗酸化物質が多く含まれているため、発がんダメージを抑えて腎臓癌のリスクを下げる可
能性が考えられています。

 これらが複合的に作用して効果を示したものと考えられますが、何はともあれ、コーヒー党の人
やお茶好きの人には、うれしい内容でした。
 ただし、コーヒー党の人の場合は、お砂糖を摂りすぎる危険性もありますので、ご注意を。


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