子宮外の妊娠:腹部で育った赤ちゃんが奇跡的に出産

 3月3日は子供の日。今日はそれにちなんだ、女の子の奇跡的な誕生の話題
です。

● 子宮外の妊娠:腹部で育った赤ちゃんが奇跡的に出産

 最近話題になる試験管べービーは、受精直後までは確かに試験管内で受精卵
を育てるのですが、その後大きくなるにはやはり母親の子宮内で成長が必須で
す。
 ところが子宮外で妊娠し、そのまま母親の腹部で赤ちゃんが大きくなって、
無事出産できたという奇跡的なお話です。
 これはBBCが伝えたもので、英国スティーブニッジの病院で、ハートフォード
シャー州に住む27歳の母親が女の子を奇跡的に出産したというものです。

 出産前の診察では、通常通りに何度も胎児のスキャンをしたのだそうですが、
腹部で胎児が育っていることは誰も気付かなかったとの事です。
 また出産は帝王切開の難産で、母親は6リットル以上も出血し、更に腸の手術
等の救急の手術が必要だったそうですが、無事出産できて、母親も病院関係者
も大喜びだったようです。

 しかし、腹部で胎児が成長しているのに誰一人気付かず、それにも関わらず
赤ちゃんが満期まで発育し、しかも母親も出産後生存していたというケースは
今までになく、そのまま素直に喜んでいいのか?という疑問の声もあるようで
すが・・・。
 ちなみにこの子は、百万人に一人という意味の“Millie-An”と名付けられ
たそうです。

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 「健康の維持は我々の義務である。
  生理学的道徳とも云うべきものの存する事を知る人は、まれである。」
                            (スペンサー)

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