お茶をのむと、卵巣がんのリスクが低下する。

● お茶をのむと、卵巣がんのリスクが低下する。

 お茶の効用はよく知られていますが、今回卵巣がんの危険率を低下させる事
がわかりましたので、お知らせします。

 これは、米国内科学誌アーカイブズ・オブ・インターナル・メディス
(Archive of Internal Medicine, 2005,Dec.)に報告されたもので、1日に
2杯以上の緑茶を飲む女性は、飲まない女性より卵巣がんになるリスクが低い
ことがわかったそうです。

 この研究を行ったのは、スウェーデンカロリンスカ研究所の研究グループ
で、6万1057人の女性を対象に、お茶の飲用と卵巣がんリスクの関連を調
べました。
 研究に参加した女性について、15.1年間の追跡調査を行ったところ、そ
の期間中に301人が卵巣がんと診断されたそうです。

 ところが、1日2杯以上お茶を飲む女性は、飲まない女性に比べて卵巣がん
になるリスクが46%抑制されていたことが分かりました。
 また、お茶を飲まない女性に比べて、1日1杯のお茶を飲む女性では24%、
1日1杯未満の女性では18%、それぞれ卵巣がんになるリスクが抑制されて
いたとのことです。

 緑茶成分に抗酸化物質が多く含まれており、様々な効果がある事を、このHP
でも何度か事を報告していますが、緑茶は日本原産であるだけに楽しみな結果
ですね。

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