再生医療で、豊胸!

再生医療で、豊胸!

 先進国諸国で美容整形が盛んだそうです。某国の大統領のように二重瞼にす
るのはまだまだ序の口で、鼻や豊胸手術なども当たり前のようです。
 今のところ、手術や神経毒素を用いた方法が中心ですが、この分野にも幹細
胞を用いた再生医療が取り入れられつつあるようです。

 豊胸手術は、生理食塩水などが入ったバッグを埋め込むものだそうですが、
液体が漏れたり、バッグが破裂したり、あるいは乳房のX線撮影の妨げになっ
たりすることがあります。
 しかし将来は、再生医療などで使われる幹細胞を用いた方法が主流になる可
能性があるそうです。

 この報告はイリノイ大学ジェレミー・マオ博士らが行ったもので、ティッシ
ュ・エンジニアリング誌の4月号に掲載されています。
 研究では、若い健康なボランティアの骨髄から幹細胞を取り出し、培養して
脂肪細胞へと分化した組織作りました。次にこの組織を8匹のマウスに移植し
たところ、マウスへの移植後4週間にわたって、ほぼ100%脂肪組織の形態を維
持したという事です。

 乳房切除手術を受けた人やけがで乳房の形が損なわれた人を救うことが目的
なのですが、この手法は、神経毒素『ボトックス』やコラーゲンなどに代わる、
新しいシワ取りの方法にもなる可能性があるそうです。

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