パソコンで、うつ病を予防

<パソコンで、うつ病を予防>


 最近は、高齢の方でもパソコンを使う人が多くなってきています。
 嬉しい事に、コンピュータを使っている高齢者はうつ病などにかかる割合が低いそうです。

 この研究は、ニューヨークのVillage Care 高齢者情報センターのKathleen Triche氏らが、全米精神学会年会で発表したものです。

 研究では65歳以上の206名の高齢者(平均年齢80歳)を対象として、コンピュータの使用とうつ病などの精神性疾患にかかる割合を調べました。

 その結果、コンピュータを使用しているお年寄りは、日常の活動度が高く、より若々しくまた収入も多いという結果が得られたそうです。

 また明らかに、これらのコンピュータを使っている高齢者は、一日あたりの使用時間に関係なく、うつ病にかかる割合が低かったということです。

 研究者によると、コンピューターを使用してe.mailやチャット、或いはいろいろな情報を収集することで、精神的な健康がはかられ、高齢者に多く見られるうつ病などにかかりにくくなっているのではないかとしています。

 皆様、是非ともパソコンを駆使して、頭脳の衰えの防止とともに、精神的な健康の維持をはかろうではありませんか。