遂に、日本人の平均寿命の伸びもストップ！！

● 遂に、日本人の平均寿命の伸びもストップ！！

　今年もいよいよ、おしまいですので、今年のニュースで気になる物を取り上
げてみました。

　私がものごころがついて以来、ずーっと延びてきた日本人の平均寿命が、遂
に2005年に前年度を下回ったというものです。

　これは厚生労働省が発表したもので、平均寿命は男女ともに６年ぶりに前年
を下回り、男性７８・５３歳、女性８５・４９歳となっていたことが明らかに
なりました。
　平均寿命は前年比で、男性が０・１１歳、女性が０・１０歳短くなっていた
そうです。　

　また、平均寿命の国際比較では、女性については２１年連続で長寿世界一の
座を維持しており、２位が香港（８４・７歳）、３位がスペイン（８３・８歳）
と、順調な結果でした。
　ところが、男性に関しては、香港（７９・０歳）がトップで、２位アイスラ
ンド（７８・９歳）、３位スイス（７８・６歳）となっている事が分かりまし
た。
　即ち日本人男性の場合には、前年の２位から４位へとランクを下げており、
３２年ぶりにベスト３にも入れなくなっていたそうです。

　昨年度の成績が低下していた理由については、2005年に流行したインフルエ
ンザが原因で、特に高齢の方が肺炎などで死亡する例が多かったためとされて
います。
　そして、もしインフルエンザの流行が無かったら、引き続き平均寿命は延び
ていたはずだと云うのですが・・・。

　しかし、最近の環境汚染や食生活の乱れから、何時までも日本が1位をキープ
出来るかどうかの疑問が上がっていた矢先ですので、気になる結果です。

　来年発表される、2006年度の結果が気になります。

　それでは皆様、よいお年を。

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