もしスーパーで買った食品に、コロナウイルスが付着していたら・・・

<もしスーパーで買った食品に、コロナウイルスが付着していたら・・・>

 

新型コロナウイルスの感染を防ぐには、手洗いと三蜜(密閉空間、密集場所、密接場面)の重なりを避ける事が重要です。

また、外出を出来るだけ避ける事も重要ですが、食品などを手に入れるためにはどうしても、スーパーマーケットには行かざるを得ませんね。

 

米国ミシガン州の医師のジェフリー・ヴァンウィンゲン氏は、スーパーで購入してきた食料品とともに自宅にウイルスを持ち込まないことが重要であると注意しています。

新型コロナウイルスは空気中では3時間、ダンボールに1日、プラスチックや金属の表面に3日間生き続けます。

そのため、ヴァンウィンゲンさんによると、購入した食料品で今すぐ食べないものは、玄関やガレージに3日間置いておくことを推奨しています。

しかし、そのように3日間も放置できない場合は、次のように消毒するのが良いそうです。

・テーブルを消毒し、カラーテープなどで半分に仕切る。一方を購入してきたままの未除菌の食料品を置くスペースとし、もう一方を消毒した食料品を置くスペースとする。

・プラスチックなどで包装された食品は、消毒液で拭き取り消毒する。

・外箱の中に包装された食品が入っている場合、外箱は捨てる。

・パンやお菓子は、消毒したプラスチックの容器に移し替える。

・ビニール袋などに入っていない果物や野菜は、20秒間水洗いする。

また、テイクアウトした食料品の場合は、ウイルスが付着している可能性のある包装紙の外側に触れないよう注意しながら、食料品を清潔なお皿に移すのが良いそうです。

更に、新型コロナウイルスではまだ確認されていないのですが、一般にウイルスは熱に弱いので、食料品は電子レンジで加熱するのも良いようです。

ちなみに、ある種のコロナウイルスは冷凍状態では長生きすることが分かっているそうですので、食料品を冷凍する際は特に注意が必要との事です。

ところで、食料品など買い物する際、お店の買い物かごやカートにもウイルスが付着している可能性がありますので、アルコールなどでハンドルを拭き取ったり、また買い物が終わったら手を洗うようにすることも忘れてはいけませんね。