寝る時は、右向、左向、仰向? メリットとデメリット

<寝る時は、右向、左向、仰向? メリットとデメリット>

 

貴方は眠るとき、右向きですか? 左向き? あるいは仰向き?

その方向によって、健康に及ぼす違いがあるそうです。

 

1)左向き

しわやにきびといった肌の悩みや肩こりや背中に痛みがある時、健康によさそうな寝相が左向きだそうです。血行が良くなったり、胸焼けや背中の痛みの予防になるといわれています。それは、左向きで寝ると重力によって心臓の負荷は減り、心臓へ向かうリンパのめぐりが良くなるためだそうです。しかし、この寝相は悪夢を見る可能性が高まるとかで、左向きで悪夢を見る確率が41パーセントも増すという報告があります

2)右向き

ボケ防止につながる可能性があるそうです。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の研究によると、身体の右向きで寝るとアルツハイマー病のリスクが減少する可能性があるとされています。右を向いて横になると、脳内の不要な物質が片付きやすくなり、神経疾患の進行が遅くなるからだそうです。ただしこの寝相のデメリットは、朝からイライラする割合がすこし高くなるそうで、イギリスのベッドメーカー「Sealy」の調査では、右向きに寝ると不機嫌になる確率が7パーセント増したと述べられています。

 

3)仰向け

しわが気になるときは仰向けで寝るのが良いそうです。枕を顔に強く押し付けないことで、しわやにきびができにくくなるからとされています。ただし、上気道が狭まったり、いびきをかきやすくなったりするので、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある人は、症状を悪化させる可能性のある仰向けではなく、横向きで寝るとよいのだそうです。  

 

どれも気になる人は、順繰りに毎晩眠る向きを変えてみては?