若い人の野菜不足が深刻!

<若い人の野菜不足が深刻!>

 

厚生労働省によると、日本人の野菜の摂取量が政府推奨値を下回っており、特に20代、30代で不足が深刻な状況だそうです。  

これは、厚生労働省が公表した国民健康・栄養調査で、2017年の野菜摂取量の1日平均は288.2グラムとなっており、政府推奨の350グラムを大きく下回っている事が分かりました。

年代別でも、どの年代も推奨値に達しておらず、60才以上は300グラムを超えているのに対し、男女とも20、30代の不足が著しいとされています(女性の20代は218.4グラム、30代で232.3グラム、男性が20代で264.9グラム、30代で257.1グラム)。  

また、カゴメが今夏に実施したアンケート調査でも、野菜の摂取量不足は深刻な状況で、野菜不足になりがちな理由としては、朝食の品目不足や栄養バランス意識の低さなどが指摘されています。  

さらに農林水産省によると、若い世代で朝食を食べない人の割合が年々増えており、特に20~30代の男性に多く、外食などの影響で野菜不足も目立つそうです(20代、30代で朝食を欠食する人が昨年23.5%)。  

朝食をパンやヨーグルトなどで簡単に済ませたり、ファーストフードやコンビニを利用した手軽なものが若い年代を中心に広まっています。

また、お昼ご飯は外食でラーメンや丼もので、野菜不足に拍車をかける事になります。  

ご存知のように、野菜不足で食物繊維が足りなくなると便秘になりやすくなり、またがんや心臓病の予防には、十分な野菜を摂るのが効果的です。  

若い人はもとより高齢の方も、是非とも野菜類を摂るように心がけ下さいませ。