スタンディングデスクで、仕事の効率アップ
<スタンディングデスクで、仕事の効率アップ>
スタンディングデスクとは、立ったまま仕事ができる机で、椅子がないためいわゆる立ち仕事になります。
立ち仕事と聞くと、足がむくみ、疲れがたまって、仕事の効率が低下するような感じを受けますが、最近の研究で、職務遂行能力を上げることが明らかになりました。
これは、英ラフバラ大学の調査チームが、医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に発表したものです。
調査は、英国民保健サービス(NHS)の職員146人を対象に実施されたもので、調査に先立って、77人の職員には昇降式デスクと呼ばれる高さ調節が可能なスタンディング・デスクを提供され、仕事を立って行う目標時間が設定されたそうです。 残りの69人は、通常のデスクでの作業を続けてもらいました。
その結果、1年後にはスタンディング・デスクを使った職員は、使わなかった職員と比べ、座っている時間が1日あたり1時間以上短縮されていました。 また、これらの職員は疲労感が少なく、より集中ができ、生活の質も改善している事が分かりました。
これまでの研究によると、常に座った姿勢でいると健康を害することが示唆され、心臓血管の問題を抱えたり糖尿病にかかりやすくなったりする可能性があることが分かっています。
という事ですので、立ち仕事もなかなか良さそうです。貴方のご家庭でも取り組んでみませんか?