タバコを吸う人は、交通死亡事故のリスクが高い

<タバコを吸う人は、交通死亡事故のリスクが高い>

 

高齢者の交通事故が問題となっていますが、日常的にタバコを吸う人は吸わない人に比べ、交通事故で死亡するリスクが高いことが分かりました。

これは、東北大学の相田潤准教授らの研究グループが明らかにしたものです。

研究は茨城県の40歳以上の健康調査のデータを用いたもので、男性約3万3000人の喫煙習慣と交通死亡事故の関連について調べました。

その結果、1日20本以上たばこを吸う人は、吸わない人に比べて交通事故で死亡する危険性が1.54倍に高まることが分かりました。

相田准教授は、運転中にたばこを吸うことで事故につながっているケースが多いと分析しています。  

運転中の喫煙について道路交通法で罰則はなく、法的規制の検討が必要に思えます。