目は本当によくできている

<目は本当によくできている>

 

いつも感心しているのですが、私たち人間の目は非常によく出来ていますよね。

ただ、動物の中で特別に優れているわけではなく、例えばほとんどの鳥の仲間は様々な視覚情報を人間よりはるかに速く処理できるのだそうです。  

速い速度で飛んでいる鳥は、木の枝にぶつかるのを一瞬で避けなければなりませんし、逆に遅い動きもしっかりと見極め、その高速画像処理能力は驚くほどです。  

特にタカの目の優秀さは有名で、ウサギほどの獲物なら5キロ近く離れた所からでも見つけられます。

面白いことに、庭にいるスズメは紫外線も見え、人間には全く想像出来ない世界を見ているようなのです。

鳥以外にも、カエルなどの両生類には「瞬膜」と呼ばれ第3のまぶたがあるものもいて、水中では目を保護し、陸上では目の乾燥を防ぎ清潔に保つのに使われているそうです。  

また、カエルは、暗闇の中でも色を見分けられる目を持ち、暗い夜でも色を識別できるそうです。  

また動物の視覚器官は、顔にある2つの目だけとは限らず、ヒトデには腕の先端に目があることが分かっています。

このように目は、感覚器官として本当によくできています。

年を取るとだんだんと目が弱ってきますが、生きている限りいろんなものを見たいので、大切にしていくつもりです。