若者の間で、スマホが原因の認知症症状が増加中

<若者の間で、スマホが原因の認知症症状が増加中>

スマホ認知症」という正式な症状があるかどうかは知りませんが、いま働き盛り世代の人の間に、スマホが原因の認知症の症状を持った人が増えているそうです。

認知症を専門とするあるクリニックでは、受診で訪れる人の30%が40〜50代、また10%が20〜30代だそうで、本来認知症にならないような世代の受診がここ数年は増えているという事です。

その原因の一つにはスマホが該当すると考えられているのですが、その理由はスマホの登場で現代人は情報過多となり、脳はそのような情報で“オーバーフロー”となり過労状態になっているためだそうです。
そしてそのため、物忘れや感情のコントロールができない、自分らしさを失うといった、うつ病認知症と同じ症状が引き起こされているという事です。
脳が健康な状態を保つには、情報を脳にインプットすることだけでなく、その情報の中身をよく考えることが重要なのですが、そのような余裕がなくなっている訳です。

このようなスマホによる認知症状は生活習慣を変えれば改善するそうで、それにはスマホ使用後に、何もしないぼんやりする時間が脳には良いそうです。
身体の柔軟性を保つヨーガ体操では、緊張と弛緩を交互に行う事が大切なのですが、脳も同様に、スマホによる情報の入手と云う“緊張”の後には、ぼんやりする“弛緩”の時間を持つようになさってくださいませ。