インフルエンザ薬を飲んだ子供の異常行動 厚労省が注意!

<インフルエンザ薬を飲んだ子供の異常行動 厚労省が注意!>

 急に寒くなってきました。雪の便りも聞こえ、いよいよ冬が目前です。
 冬と云えば、一番気になるのが“風邪”ですが、厚労省がインフルエンザ薬の服用に関する注意を出すというニュースです。
 
 ご存知のように、インフルエンザの治療薬を飲んだ子どもなどが「異常行動」を起こす事件があとを絶ちませんが、これを受け、厚生労働省が近く「部屋に鍵をかける」といった具体的な対策を呼びかける方針を決めたことがわかりました。

 厚生労働省によりますと、タミフルリレンザなどのインフルエンザ治療薬を飲んだあと、急に走り出した、部屋から飛び出そうとしたといった異常行動の報告が昨シーズン54例あったそうです。なお、いずれも薬との因果関係は不明のようです。
 厚労省はこれまで、「薬を飲んだあとの2日間は子どもを1人にしない」よう呼びかけていましたが、異常行動の報告があとを絶たないことから、新たな通知を出す事にしたそうです。
 その新たな通知では、部屋に鍵をかける、飛び出しや飛び降りを引き起こす環境に子どもを置かないといった具体的な対策を呼びかけることを検討しているようです。

 子供さんをお持ちの方、十分に注意をなさってください。