<糖尿病を防ぐには、坂道をゆっくり歩く>

<糖尿病を防ぐには、坂道をゆっくり歩く>

 ネットなどを見ると、糖尿病予防の方法がいろいろと出ていますが、サプリメントなどの宣伝目的が多いようです。
 ところが、坂道を歩くだけでよいとする、完全に無料で、かなり症状が重い糖尿病のリスクを低下させる方法が報告されています。

 これは、東京医科歯科大学の藤原武男教授らのグループが、愛知県知多半島に住む高齢者約8,900人のデータをもとに、地域の坂道と住人の糖尿病リスクの関連を調べた結果わかったものです。
 それによりますと、自宅近くにある坂道(平均傾斜1.48度)を上がると、比較的症状が重い糖尿病になるリスクが18%も低下していることが分かりました。
 即ち、日常的にゆるやかな坂道を歩くことで、無意識に筋力を刺激し糖尿病の予防効果が期待できるのだそうです。
 
 残念ながら私の家の近くには坂道はありませんので、歩道橋を代替えにすることにします。