楽天家は、心疾患になりにくい。

楽天家は、心疾患になりにくい。>


 昔から、怒りっぽい人は脳卒中になりやすい、などといわれてきました。
 そして逆に、ニコニコしている人は、健康な生活を遅れると信じられています。

 実際、そのように「笑いが健康に良い」ことが科学的に証明されつつあります。
 落語を効いた時の身体の反応を、筑波大学のグループが、マイクロアレイという最先端の遺伝子科学的手法を用いて証明した結果が、報告されています。

 そこで今回は、楽天的に生きる人は、心疾患のリスクが低い事が疫学的調査で明らかになったという話題です。

 これは、オランダの研究グループが、医学誌・内科学紀要(Annals of Internal Medicine)に報告したものです。

 研究では、64歳から84歳のオランダ在住の高齢者男性545名を対象に、楽観的に生きる人と心疾患の関係について、15年間に渡って調べました。

 その結果、非常に楽観的な男性のグループは、そうでないグループと比べて、心血管系死亡のリスクが約50%低い事が分かりました。
 また、楽観的な人ほど、心血管系疾病の割合も低くなっていることが確認できたそうです。

 可笑しくもないのに笑うというのは、若干抵抗がありますが、それよりも人目につかない立たないスマイルをしても、その効果はありそうです。


 ペギー葉山さんの“ケーセラ・セラ なるようになる。後の事など、分からない。”は私の大好きな歌です。
 微笑みながらこの歌を歌うと、確かに体全体がユッタリとして、血流もスムースに流れて行くような気がします。

 笑いやスマイルは、ヒトにだけ与えられた特殊な才能ですので、うまく使って、健康で長生きしたいと願っています。