肥満 がん

        <肥満は、ガンをもひきおこす!>


 体重とがん発生率との間に、強い相関関係があることがわかったと言うニュースです。


 これにより新しいがん治療法や予防法が出来る可能性があると、専門家の間で評判になっています。


 これは、ミシガン州立大学食品栄養化学のJenifer Fenton氏らが、ガン関連の専門誌 journal Carcinogenesis (Birmingham et al. Novel mechanism for obesity-induced colon cancer progression. Carcinogenesis, 2009; 30 (4))に報告したものです。


 研究でがんの悪化を起こすホルモンについて調べていたところ、レプチンと呼ばれる肥満関連のホルモンが脂肪組織に蓄積している事を見出しました。

 そして、レプチン値が高いと大腸がんの前段階が誘発され、ガン細胞の増殖因子が多くなる事が分かりました。


 すなわち、レプチンが単に肥満ホルモンと言うだけでなく、初期がんを起こす重要な因子であるとの結論に至ったのだそうです。



 おながが一杯になるとレプチンが分泌され、脳の視床下部の満腹中枢を刺激してそれ以上食べるのをやめさせるのですが、同時に体内のエネルギーを調節します。

 このレプチンは肥満の人に多く存在する事がわかっていますが、今回はじめてがんのリスク因子であることが明らかになりました。

 即ち、肥満にならないようにすれば、ガンの発生も低下する事が期待されると云う訳です。



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