NHK 今日の健康 水虫

NHK 今日の健康 水虫


 梅雨のジメジメした季節は、水虫が発生しやすい時期ですので、水虫には多くの方も気にしていらっしゃると思います。


 さて、NHK 今日の健康 2011年06月22日放送は、「しっかりケアして水虫に対処!」でした。
 帝京大学 渡辺晋一教授から、水虫の原因と治療、そして予防法を分かりやすく説明していただきました。


 水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビ(真菌)が皮膚に感染して起こるのですが、白癬菌は皮膚の角質層のケラチンというたんぱく質を栄養源として、生きていきます。


 また、“水虫はかゆい”と信じられていますが、実際にはかゆみが出るのは患者さんの1割程度で、かゆみがない場合でも水虫の可能性があるとの事でした。


 ちなみに、水虫といえども幾つかのタイプに分けられるそうです。
 中でも、足指の間にでき皮膚がふやけるタイプ、皮がむけるタイプ、また足の裏などに小さな水膨れができるタイプはかゆみを伴い、一般に夏に症状が現われるものだそうです。


 治療は外用薬や内服薬を使用する薬物療法が基本で、上記のタイプの水虫には抗真菌薬の外用薬が用いられます。
 最近では1日1回塗ればよい薬が主流ですが、少なくとも1か月間は薬を塗り続ける必要があります。

 症状がない部分も含め、指と指の間や足の裏全体に、まんべんなく塗ることがポイントとのことです。


 なお、内服薬の場合には他の薬とののみ合わせや、胃腸障害・肝機能障害などの副作用がみられることがありますので、医師や薬剤師と相談の上、服用する必要があります。


 先生は、「水虫は治っても再発しやすい病気。家族とマットやスリッパを別にするだけでなく、毎日足を洗って清潔にし、足や靴の通気性をよくすることが大切」と、強調されていました。



 さて、同じ環境で生活していても、水虫になりやすい人となりにくい人がいます。
 即ち、白癬菌に対する抵抗力は人によって異なり、免疫性の差により感染するかどうかが決まります。


 従って、身体の免疫力を高めておくことが大切です。
 そのためには、ビタミンAとβ-カロチンなどのビタミン類、ミネラル分を充分に摂る様になさってください


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