TVを見すぎると、成人になってからファーストフード依存症になる
<TVを見すぎると、成人になってからファーストフード依存症になる>
最近の子供達は、一日中テレビやゲームを見る生活です。
ところが、1日5時間以上テレビを見ている10代の若者は、成人後にファストフード嗜好になりやすいことが明らかになりました。
これは、米ミネソタ大学運動生理学助教授のDaheia Barr-Anderson氏らが、医学誌「International Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activity(行動栄養学・身体活動)」(2009, January 30)に報告したものです。
研究では、中学生564人と高校生1,366人について、1日あたりのTV視聴時間と、5年後の食生活の内容を調べました。
その結果、1日5時間以上TVを見ていた高校生では、5年後には果物や野菜、全粒穀物、カルシウムの豊富な食品はあまり摂らず、スナックや揚げ物、甘味飲料、トランス脂肪酸を含む食品を多く摂取していることが明らかになりました。
また、TVを見る時間が長い思春期の若者の1日のカロリー摂取量は、適度な時間しか見ない若者に比べて、約200カロリー多かったそうです。
研究者によると、ファストフードレストラン、スナックやその他の不健康な食品のコマーシャルを見る事と関係しており、CMで見る食品を摂取する可能性が高まると指摘しています。
そして、子どもが健康的な食生活をするには、TVを見る時間を1日2時間以内に制限し、健康的な食習慣を身につけさせることが必要であると強調しています。
さて、皆様のご家庭は如何でしょうか?
不健康な食生活だと、成人病になるリスクが高くなりますので、ご注意を!!
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