インフルエンザ対策: ヨーグルトが効果

<インフルエンザ対策: ヨーグルトが効果>

新型インフルエンザの予防にはワクチン接種が一番です。
しかし、接種の順位が決まっており、大多数の人はワクチンを受けることが出来るのが、かなり遅くなりそうです。
そのため、インフルエンザ予防のための、健康食品の有効性がこのところ話題となっています。

そこで今回は、ヨーグルトがインフルエンザ予防に有効とする発表がありましたので、お知らせします。

これは、北里大学山田陽城教授らが、2009年10月に東京都内で開かれたセミナーで報告したものです。

1073R−1と言う乳酸菌入りのヨーグルトをマウスに4週間与えたところ、ウイルスを破壊するナチュラルキラー(NK)細胞の働きが活発になることがわかりました。

また、ヨーグルトを食べさせたマウスに、インフルエンザウイルスを感染させたところ、感染力のある肺の中のウイルス量が減る事も明らかになりました。

さらに山形と佐賀県内の60歳以上の72人に、このヨーグルトをそれぞれ8週間及び12週間食べてもらい、食べなかった70人と比べたところ、ヨーグルト摂取した人では風邪をひく頻度が半減したということです。

研究者によると、乳酸菌は粘膜免疫系などの活性化に働く作用があり、そのため健康維持に良い影響を与えると考えられるそうです。


外出先ではマスク、帰ったらうがい、そしてヨーグルトがよさそうです。


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