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ご要望にお応えし、このコラムの書く際に参考にした国内外の最新健康情報
を公開しました。
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<日本人のセックスライフは、これでよいのか?>
アジア諸国の人々の性生活は非常に貧しく、世界の他の地域に比べて性交
回数は少なく、性交の時間も短く、またオーガスムに達する頻度も低いこと
が、最近の調査によって明らかになりました。
特に日本人の場合はその貧しさはひどいようです。
大変気になりましたので、取り上げてみました。
この調査(Global Sexual Wellbeing Survey)は、世界26カ国の2万6千人を
調べたもので、コンドームメーカのDurex社が毎年行っているものです。
2007年7月にシドニーで開かれたWorld Congress on Sexual Healthで報告さ
れた内容です。
それによりますと、世界の人々は年間平均106回セックスをしており、最高
はギリシャの164回でした。
一方最低は日本人で、年間僅か48回でした。
特に日本人の場合は、セックスに満足する人も少なく、僅か10%しか満足し
ていないそうです。
ちなみに、このセックスの満足度の世界平均は49%で、ナイジェリアが最も
高く、78%の満足度ということです。
アジア諸国では、香港32%、オーストラリア40%、シンガポール41%、タイ
42%、ニュージーランド43%と、満足度は下から10位以内だったそうです。
性交時間ではインドがもっとも短く13.2分と、世界平均18.3分よりも5分近
くも短く、逆に長いことのトップは、再びナイジェリアで24分でした。
やはり、アジア諸国のシンガポール、香港、日本、タイ、オーストラリア
は、世界平均よりも短かったようです。
しかし、中国は例外で20分と第7位と長く、それに続いてマレーシアが19.9
分と上位を占めていました。
次にオーガスムに達するかを調べたところ、香港、中国では24%しかセック
ス中にオーガスムを感じておらず、日本では27%、シンガポールでも36%と低
レベルの争いのようです。
世界の人々はセックスの重要性を認識しており、平均59%の人がセックスは
重要であると考えているのに対し、タイでは38%、日本39%、及び香港が48%し
かセックスの重要性を認めていなかったようです。
Australia'の Bond Universityのセックス研究者のGabrielle Morrissey女史
によると、この調査結果はジア諸国の文化を反映しているということで、アジア
の諸国では、仕事の方がセックスよりも重要とされており、そのため優先度
が低いのではないかということです。
また、セックスや迷信なども関係しているらしく、そのような地域ではカ
ップルの性教育や性生活の改善が必要であると述べられています。
さて皆さん、相変わらず日本人のセックスは貧弱のようですが、この調査
結果をどう受け止められますでしょうか?
これでは、少子化からは脱することが出来ませんよね。
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