心疾患予防のための運動法。

● 心疾患予防のための運動法。


 超高齢化社会の到来とともに、心臓病やその他の循環器系障害で悩む人が増
えています。
 この傾向は単に我国だけでなく、先進国共通なのですが、特に肥満問題を同
時に抱える米国では深刻です。

 このような背景のもとに、先日、米国心臓・肺及び血液研究所(the U.S.
National Heart, Lung, and Blood Institute (NHLBI))が、心臓とその他
の健康全般に有益な運動についての情報を提供するため、44ページにわたる
”Your Guide to Physical Activity and Your Heart”という小冊子をまと
めました。

 この小冊子には、心臓に良いと考えれられる、ウォーキングやジョギングな
ど運動法が記載されています。

 自分に適した運動方法や、家族のフィットネスにも役立つ情報が満載で、健
康を保つためには、軽い運動を、少なくとも1日30分程度、毎日行うことを薦
めています。

 更に、NHLBIの肥満教育協会(NHLBI's Obesity Education Initiative)の
Karen A. Donato氏は、体重のコントロールや不健康な体重増加を予防するには、
加えて少なくとも1日60分間の運動をして欲しいと述べています。

 また、最近国内でも子供たちの運動能力の低下が危惧されていますが、それ
に対しても、子供や青年にはやはり1日60分間程度の運動が必要とのことです。

 実際に日常積極的に行って欲しい事としては、