パソコン:高齢者の抑うつ予防に有効

● パソコン:高齢者の抑うつ予防に有効

 最近、若い人ばかりでなく、お年よりでもパソコンを使う人が多くなってき
ています。
 嬉しい事に、最近の研究で、コンピュータを使っている高齢者はうつ病など
にかかる割合が低い事が分かったということです。

 この研究は、ニューヨークのVillage Care 高齢者情報センターのKathleen
Triche氏らが、2005年度全米精神学会年会で発表したものです。

 研究では65歳以上の206名の高齢者(平均年齢80歳)を対象として、
コンピュータの使用とうつ病などの精神性疾患にかかる割合を調べました。

 その結果、コンピュータを使用しているお年寄りは、日常の活動度が高く、
より若々しくまた収入も多いという結果が得られたそうです。

 また明らかに、これらのコンピュータを使っている高齢者は、一日あたりの
使用時間に関係なく、うつ病にかかる割合が低かったということです。

 研究者によると、コンピューターを使用してe.mailやチャット、或いはいろ
いろな情報を収集することで、精神的な健康がはかられ、高齢者に多く見られ
うつ病などにかかりにくくなっているのではないかとしています。

 皆様、是非ともパソコンを駆使して、頭脳の衰えの防止とともに、精神的な
健康の維持をはかろうではありませんか。

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