林野庁：森林療法の普及を本格化
● 林野庁：森林療法の普及を本格化
以前このホームページでも、森林療法を目的とした研究会の設立についてお
話しましたが、その活動も本格化してきたようです。
今年３月、林野庁は、ストレス解消や癒やし効果があるとされる森林浴の医
学的な根拠を解明を目的として、「森林セラピー研究会」を発足させました。
そして、この研究会の設立に続いて、千葉・長野両県で実験を行っていまし
た。
20人の大学生ボランティアに森林と都市部を歩いてもらい、血圧やストレス
ホルモン量の比較により、リラックス効果などについて調べたそうです。
今のところ研究途中のデータですが、森林を歩いた後は、ストレスホルモン
の濃度が下がるなどの効果がみられています。
今後もこうした森林浴効果の実証を重ねながら、健康増進やリハビリに適し
た森林を「森林保養地」に指定し、森林療法の拠点作りを進める予定です。
現在、地方自治体などの候補地を募集中で、すでに約30の自治体から問い合
わせがあったとのことです。
また、症状や年齢に応じた森林浴の時間やコース、滞在中の過ごし方などを
示した「森林療法メニュー」も作成中です。
更に、このメニューを指導する森林セラピストの資格を設ける予定で、来春
には発足させたいとしています。
ちなみに、この資格は、公益法人や学会などが認定する民間資格となる予定
だそうです。
なお、海外ではこのような「森林療法」が定着しており、特にドイツでは
120年の歴史があり、約400の森林保養地で年間約1,000万人が療養しているそ
うです。
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＜心に効く、言葉のサプリメント＞
新潟県中越地震で、3人が行方不明になっていた長岡の土砂崩れの現場から、
2歳の優太ちゃんが無事救出されました。奇跡的です。
そういえば、ジャンボ機の墜落の際、スチュワーデスの落合由実さんと共に、
奇跡的に救出された川上慶子ちゃんを思い出します。
聞くところによると、川上さんは看護師として、頑張っているとか・・・。
優太ちゃんも、奇跡を呼び起こした生命力で、力強く生きていって欲しいと
願っています。
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「生命力だ。
ぼくは生命力につかまえられているんだ 」
（バーナード・ショー）
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